角地(かどち)とは
街区の角にある土地を角地といいます。交差する2つの道路に面しています。
角地は、2つの道路が交差する角に位置しますが、一つの道路が折れ曲がって角地になっている場合は準角地といいます。
角地は建ぺい率の緩和を受けられる場合があります。
角地は一方路より高い点数がつけられますが、道路の幅員が狭いとセットバックや建築後退線、斜線制限の影響をより大きく受ける事になります。
住宅地
角地は一方路(中間画地)に比べて、道路に面する幅が広く開放感に富み、通風や日照も良く、隣地の影響をを片方からしか受けないため、通常高く評価されます。
また、角地は流通する量が少なく希少性があります。特に東南の角地は人気が高いものです。
商業地
角地は目立つ位置にあるため、宣伝効果・看板効果が高く集客力があり、高く評価されます。また、2つ流れを集めることが出来ます。この点準角地の場合は1つの道路からの集客しかありません。
駐車場への入り口と出口で別々の道路にすることで、車をスムーズに誘導できる場合があります。
なお、側方の道路が狭い路地で見栄えが悪い場合は逆効果になってしまいます。
まとめ
角地は、快適性、商業性が高く、希少性があることから人気が高い。